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| 超初心者のための臨床腎臓病学 |
1.腎臓病学へのイントロダクション
2.観察と病歴聴取のポイント
3.腎不全 ほわっと?
4.腎不全の保存療法
5.What's血液透析 6.血液透析の短期合併症 7.長期透析合併症〜1 8.長期透析合併症〜2 |
| Post Graduate Nephrology No.5 今回の内容 |
| 透析とは、いったい何をやることなのだろうか? 別な見方をすれば、どんな器材・装置が備われば、透析療法が行えるのだろうか。今回はこれをテーマとして、ダイアライザー・血液回路・透析液(水処理を含む)・抗凝固・患者モニターについて簡単に説明する。 これで透析に従事できる、と言うわけにはいかないが、知識の一助にはなるであろう。 |
| 透析は何をやっているのか |
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図1 拡散
図2 対流
| 回路とダイアライザー |
図4 血液透析回路図 
透析の臨床では、このようないろいろな条件のダイアライザーを使い分けている。 最近では、より大きな分子量の物質を除去することをめざして、ポアサイズの大きなザイアライザーが流行している。これらは必然的に水も通りやすく、high-flux 膜とか、high performance membrane と呼ばれることがある。(4)
| 透析液 |
| Na | K | Ca | Mg | Cl | HCO3-(5) | Acetate(6) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.潅流時 | 140 | 2.0 | 3.0 | 1.0 | 111 | 25 | 10 |
| 2.A剤 | 115 | 2.0 | 3.0 | 1.0 | 111 | 0 | 10 |
| 3.B剤 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 0 |
| 抗凝固法 |
上記の3剤のうち、最も歴史が長いのがヘパリンである。また値段はヘパリンが格段に安価である。ヘパリンは半減期が比較的長く、回路内に投与しても効果は全身に及ぶ。 さて、ヘパリン量が多すぎれば出血を誘発するし、かといって少なすぎれは回路内の凝固につながる。そこで適切なヘパリン量を決める目的で、当院透析室ではヘパリンを用いて体外循環を行う際、あらかじめ『ヘパリン感受性試験』を実施している。まず凝固検査の容器に患者血を採血する。これを用いて、ヘパリンを加えない場合と、3段階の濃度でヘパリンを加えて凝固検査(APTT(12) )を実施し、グラフにプロットする。APTTが 50〜 60秒になる範囲が体外循環時の至適ヘパリン量である。あとは、身長と体重から患者の循環血液量を推定し、実際のヘパリン投与量を計算する。
| その他の機器類 |
| まとめ |
今回は血液透析を実施するとき必要となるハードウェアとソフトウェア、つまりダイアライザー・血液回路・透析液(水処理を含む)・抗凝固・患者モニターについて簡単に説明した。『ほお、透析とはこんなものだったのか』と思っていただければ、本稿の目標は達成したと考える。 Special thanks:本稿作成にあたっての情報提供と内容の確認に対して、当院の臨床工学技士の皆さん、特に那須野修一臨床工学技士に謝意を表する。
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1.腎臓病学へのイントロダクション
2.観察と病歴聴取のポイント
3.腎不全 ほわっと?
4.腎不全の保存療法
5.What's血液透析 6.血液透析の短期合併症 7.長期透析合併症〜1 8.長期透析合併症〜2 |